2013年8月16日金曜日

休園のお知らせ

《 休園のお知らせ  2013年8月 》


お知らせが遅くなりました。

まことに、申し訳ありません。


事情で、ぶどう園を休園します。


いままで来園していただいた皆様

ぶどうをお買い上げいただいた皆様

本当にありがとうございました。


再開は未定ですが、決まりましたら、

また、お知らせします。

2012年8月24日金曜日

放射能測定 3回目


今年3回目の検査をしてもらいました。

12時間測定したので、検出限界値がかなり小さな値になりました。




測定日 2012年 8月23日
採取日 2012年 8月23日

ヨウ素131      (I 131)   放射能濃度[Bq/Kg]  検出されず
セシウム134 (Cs 134) 放射能濃度[Bq/Kg]  検出されず (<0.44)
セシウム137 (Cs 137) 放射能濃度[Bq/Kg]  検出されず (<0.43)
全セシウム                      放射能濃度[Bq/Kg]  検出されず (<0.62)


※検出されずの不等号右側の数値は検出限界値を示しています。
 検出限界値は3.29σで評価されています。

測定場所 :  いわき いろはに放射能測定所
測定器  :  3”×3” NaIシンチレーター (応用光研 FNF401)
測定時間 : 43200秒
検出核種 : I131 Cs134 Cs137



1回目、2回目の測定結果は放射能測定結果のページをご覧ください。

2011年8月19日金曜日

放射能測定結果 第三弾 


福島県の「放射性物質の緊急時モニタリング 検査」で
測定した結果が出ました。


サンプル採取日:8月8日
測定器:ゲルマニウム半導体検出器
ヨウ素131  :検出せず
セシウム134  :検出せず
セシウム137:検出せず


福島県のホームページでも結果が見られます。

2011年8月16日火曜日

放射能測定結果第二弾


8月6日に福島市内にある『市民放射能測定所』というところで、ぶどうの放射能測定をしてもらいに行ってきました。

ここは「自らが自らを守るための測定を行い、放射線防護の知識を身に付け、各個人が自ら判断するための"道具"を提供する第三者機関」として設立された測定所です。

この『市民放射能測定所』での放射能測定は、前回測定していただいた日立協和エンジニアリング株式会社(ゲルマニウム半導体検出器)とは異なり、測定器も比較的簡易型(ヨウ化ナトリウムシンチレーター)のものです。
また、測定してもらうためには事前に予約をして、測定所から決められた日時に検体をわざわざ持参して行かねばならず、決して 便利とは言えません。

しかし、一般人が自ら測定してもらいたい検体を持って出向き、測定している現場に立ち会い、測定結果が出るまでの過程を観て実体験することができるというのは、おそらく全国的に見ても少ないのではないのでしょうか。

ここでの出来事はわたしにとって忘れられないものとなりましたが、それはまたの機会に書くとして、まずは結果報告です。(ここでも見られます)



ぶどう採取日:2011年8月6日
測定方法:ヨウ化ナトリウム・シンチレーター
測定結果(誤差を含めた最大値):
サニールージュ 73 Bq/kg以下
ふくしずく 62 Bq/kg以下
 (測定結果の値には、放射性核種「カリウム40」の影響が含まれる)
検出限界 20 Bq/kg




前回は「不検出」だったものが、今回は最大で62Bq/kgと73Bq/kgという値が出てしまいました。

その理由として、先に書いた測定方法や測定機器の違いの他に、以下のことが推測できます。

○「カリウム40」の影響

 報告書(文章の最後にあります)の※印にも書かれている通り、この値の中には「セシウム137」の他に「カリウム40」という放射線の影響があるそうです。
つまり、今回の測定で使用されたヨウ化ナトリウムシンチレータードイツ製の「LB200」)という検出器では「セシウム137」と「カリウム40」を区別して測れないのです。

ぶどうには植物にとって必要な養分である「カリウム」が多く含まれています。
その天然の「カリウム」の0.117%が、この放射性をもった「カリウム40」という物質です。 
 核実験や核事故で放出される「セシウム137」とは異なり、「カリウム40」はもともと天然に存在するものなのです。

では、ぶどうに、どのくらいの「カリウム40」の放射能濃度が含まれているのか?
 安斎育郎/著「家族で語る食卓の放射能汚染」によると、ぶどう1kgにあたりの「カリウム40」の放射能(ベクレル:Bq)は39とあります。

今回の測定結果からこの値を引くと、
サニールージュ 73-39= 34 Bq/kg以下
ふくしずく 62-39= 23 Bq/kg以下
となります。

測定前の処理方法

また恐らく、食品の放射能を測定している多くの機関が厚生省の通達(食品の放射性物質に関する検査における試料洗浄標準作業書)どおりにきちんと測定しているとすれば、測定前には必ず次のことを行っているはずです。

1:水道水の流水下で、20秒程度洗浄する。
2:水道水をしみこませたペーパータオルで表面を軽く拭き取る。
3:食用若しくは調理に供する程度まで洗浄が十分におこなわれていることを確認する。

しかし私たちのぶどうは、木から収穫して、洗わなくてもそのまま安心して食べられるよう、除草剤や殺虫剤を使用せず育てました。

ですから、今回はあえて「洗浄なし」で収穫したぶどうをそのまま測定していただきました。


ところで、「結局、この値は危険なのか?」という問いに対する答えですが、はっきり言って「わからない」というのが正直な答えです。

日本の暫定基準値と比べれば「基準値以内」となりますが、諸外国と比べたら安心はできません。

つまり、ただ闇雲に恐れるのではなく、一人一人が正しく放射能について学び、理解し、それを基に判断して行かなければならないのだと思います。

ですが、子供に対する放射性物質の影響など、まだまだわからないことに対しては、大いに警戒するべきだと思います。





報告書の画像はクリックして表示を大きくすると字が読めます。

放射能測定結果報告書その1

放射能測定結果報告書その2


2011年8月2日火曜日

放射能測定の結果が出ました。

 
 
放射能の測定は、3カ所の検査機関で依頼しています。

その1カ所である「日立協和エンジニアリング株式会社」で
8月1日に検査結果をいただきましたのでその報告です。
  

ぶどう採取日:2011年7月28日
測定器:ゲルマニウム半導体検出器
測定方法:γ線スペクトロメトリー
測定結果:
I-131(ヨウ素131)  検出せず
Csー134(セシウム134) 検出せず
Csー136(セシウム136) 検出せず
Csー137(セシウム137) 検出せず

報告書の画像はクリックして表示を大きくすると字が読めます。

放射能測定結果報告書その1
放射能測定結果報告書その2
放射能測定結果報告書その3

「検出下限値:<10Bq/kg」と書いてあったので、
0〜10Bq/kgの間の詳しい値は
この測定方法では分からないということだと思います。


あと2カ所の結果も出しだい報告します。


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